本年初キャンプin初山別

先日、今年初めてのキャンプに行ってきました。例年だと夏前から何度か
行ってるんだけど、今年はなかなか機会がなくて、夏も終わってからようやくの
初キャンプ。

目的地は道北の初山別。灰色の曇り空の下、旭川の自宅を出発し、国道12号線を
深川へと向かいました。

深川西ICから無料供用中の深川留萌自動車道に乗り、北竜ひまわりICまで
一気に進みます。この自動車道ができたおかげで、留萌もちょっとだけ近くなりました。
いつかは留萌まで開通するんだろうけど、そうなったら有料になってしまうのかな?

留萌からは、海を左手に眺めながら北上。心配していた天気も回復し、
気持ちのいいドライブです。

道の駅「おびら鰊番屋」で休憩します。

敷地内には、かつてのニシン漁の盛況を今に伝える鰊番屋「旧花田家鰊番屋」が
あって、道の駅もそれにあわせた古い木造建築です。



道の駅内には食堂があり、ここで昼食をとることにしました。



鮭親子丼(800円)。イクラと鮭の親子丼です。
鮭は焼いたものかと思ったら、煮付けたものでした。
鮭の煮付けってちょっと珍しいですよね。初めて食べました。



「鰊番屋」ってことなんで、やっぱりコレを食べないといけないでしょう。
ニシン丼」(900円)。ニシンの甘露煮と数の子が乗っているんで、こちらも
「ニシン親子丼」って言っていいんじゃない?
この甘く煮られたニシンが旨い!もうごはんが進みすぎます!

道の駅の食堂ってことで、あんまり期待はしてなかったんだけど、この丼には
大満足でした。




羽幌が近づくにつれ、しだいにその姿がはっきりしてきた天売島、焼尻島の島影。
写真じゃあんまりわからないかな?左の盛り上がった島が天売島、右の平べったい
島が焼尻島です。



羽幌の道の駅「ほっと・羽幌」でさらに休憩。
ここの敷地内にはバラ園があって、まだまだキレイな花を咲かせていました。

さらに日本海に沿って北上し、初山別村の「みさき台公園キャンプ場」に到着です。



海を一望する高台に位置する絶好のロケーション。僕がこれまで泊まったキャンプ場の
中でも、1、2を争う眺望の良さです。

設備はシンプルですが、フリーサイトのわりには芝生のコンディションもよく、
駐車スペースのすぐ後ろにテントを張ることができるので、、オートキャンプと変わらない
便利さなのが嬉しい。

シーズン中は有料(500円)なんですが、今はシーズンオフってことで無料で
利用することができました。

ちなみに近くにオートキャンプ場もあるそうです。そちらはもちろん有料(3000円)



キャンプ場のすぐ裏手に、パークゴルフ場があったので、用具をレンタルして
妻と勝負!が・・・18ホール回って4打差で完敗・・・・
去年から結構やってるのに、なかなか上達しないなぁ。

でも、パークゴルフって男女の差なく、気軽に楽しめるのがいいよね。
おじいちゃんおばあちゃんのレジャーってイメージがあるけど、若い人もぜひやってみると
いいと思いますよ。結構ハマります。



さて、この日の夕食はイカ、エビ、ホタテの入ったシーフードカレー。
やっぱりアウトドアで食べるカレーは抜群に旨いっ!!
作りすぎたんで、翌日の朝もカレーでした(笑)


秋口のキャンプの夜に欠かせないものと言ったら、そう、温泉です。
このキャンプ場のすぐ隣には「しょさんべつ温泉 岬の湯」があります。
やっぱりキャンプ場は近くに温泉がなくちゃね。

2001年にリニューアルして、露天風呂もできたこの温泉。
海に面した露天風呂からは日本海を一望することができます。
泉質はナトリウム塩化物泉。いわゆる食塩泉で、かなりしょっぱいです。
ちょっとアルカリ性だからか、肌触りがとても滑らかなのが特徴的。
ただ、循環・塩素殺菌しているので、浴室に入ったとたんまるでプールのような
強い塩素臭が鼻をつきました。う~ん、ちょっとこれはマイナスポイント。

しかしそれ以外は、休憩室も清潔だし、眺望、泉質共に申し分ないので、
満足のできる温泉でした。

次回はレストランで、名物の「ふぐそば」を食べてみたいなぁ。


今年初めてのキャンプの夜でしたが、夕方くらいから雲行きが怪しくなりはじめ、
雨こそふらなかったものの、夕焼けも星空も見れなかったのは残念でした。


翌朝、朝食のカレーを食べて、撤収します。
晴れていれば、海沿いを戻ろうかと思っていたんだけど、この日もあいにくのお天気。
そこで、遠別まで北上し、内陸に入ることにしました。

お昼頃、音威子府に到着。音威子府と言えば、名物の黒いそば
音威子府駅の構内にあるそば屋さんには何度か行ったことがあるので、
今回は別の店で食べることにしました。

選んだのは、国道40号線を市街地から少し名寄方面へ進んだところにある
一路食堂」。



僕は「かもそば」(600円)を、妻は「てんぷらそば」(550円)をオーダーしました。



他の地方のそばとは一線を画すこの黒さ!そばの実の殻ごと挽くから、こんな色に
なるんだとか。音威子府を訪れたら必食です。

この日は雨もぱらつく肌寒い日だったので、僕も妻も温かいそばを頼んだんだけど、
これまで音威子府そばといえば温かいのしか食べたことがなかったんで、
冷たいそばを食べたほうがよかったかな?
うん、次回はざるそばを食べてみることにしよう。


音威子府からは国道40号線をさらに南下し、道の駅「びふか」で休憩。
ここの名物のコロッケをいただきます。「キタアカリ」というじゃがいもを使った
コロッケが絶品なんだけど、残念ながら売り切れだったので、男爵とかぼちゃの
コロッケを食べました。

美深から国道275号線に入ります。



日本最大の人造湖、朱鞠内湖を見下ろす展望台でまたまた休憩。
あと1ヶ月ほどすれば、ここからは見事な黄葉を見ることができます。



国道275号線を南下していくと、日本一のそばの町、幌加内に入ります。
夏には国道沿いに、白いそばの花が一面に広がる見事な風景を見ることができます。

道の駅「森と湖の里ほろかない」にあるそば屋さん「玄蕎麦処○(まる)」で、
こんどは幌加内そばをいただきます。

今度は冷たいせいろそば(580円)を食べることにしました。
ここのそばはコシが強くて、香りも申し分なし。道の駅のそば屋だからって、
なかなか侮れませんね。


音威子府そば、幌加内そば、と続いて食べたので、最後のシメは我が街旭川の
誇る江丹別そば!といきたかったのですが、さすがにお腹もいっぱいだったので、
江丹別は素通り。そのまま旭川に帰りつきました。


僕は夏よりもむしろ秋に行くキャンプのほうが好きなんですよね。
キャンプ場は空いているし、虫も少ないし、肌寒いので温泉も気持ちいい!
寒くなる前にもう一回くらいは行っときたいなー。

北海道の旅行・観光情報はこちらで探そう! 「人気blogランキング」

★★ 相互リンク募集中です。お申し込みはこちらから ★★

【関連記事】
道北キャンプ旅行 初山別~音威子府(北海道行楽記2005)
道北キャンプ旅行 音威子府~幌加内(北海道行楽記2005)
音威子府そば(北海道のグルメ)
幌加内のそば畑(北海道の花)


   2006年09月05日 | 北海道行楽記

 北海道のホテル・旅館・ゴルフ場

 北海道のホテル・旅館
 札幌・定山渓  小樽・積丹・ニセコ  支笏・洞爺・登別・室蘭
 函館・渡島・檜山・奥尻  旭川・富良野・夕張  帯広・然別湖・日高
 釧路・阿寒・摩周  知床・網走・北見・紋別  稚内・利尻・礼文・留萌

 ゴルフ場


 トラックバック

このリストは、次のエントリーを参照しています: 本年初キャンプin初山別:

» アウトドア・ミリタリーショップ南国百貨店 from 南国百貨店
米軍放出品の本場沖縄より、アウトドアグッズ&ミリタリーグッズを現地価格で通販しています、どうぞ宜しくお願いします。南国百貨店 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年07月11日 12:01


 コメント

おぉ、初山別とはなつかしや!
岬のてっ辺にあるキャンプ場で、天文台と鳥小屋みたいなバンガローがあるとこだよね。

夕暮れ時、露天からみた利尻島の紫に染まった幻想的な姿は、今でも忘れられません。

羽幌や美深、音威子府の黒ソバ、何もかもみな懐かしい・・・!

あー、仕事投げ出して北海道行きてぇ~。

投稿者 ペリー : 2006年09月05日 23:29

そうそう、そのキャンプ場です。

おーっ、夕暮れ時に利尻見えたんだー。そいつはラッキーだったね。
今回は天気がわるくて、利尻は裾のほうがちょっと見えただけだったよ。

北海道はもう少ししたら紅葉も始まるし、またいいシーズンになるよ。
当方10月上旬以外は毎日フリーダムな生活なので、いつでも遊びにおいで!
って言うか来い(命令)

>何もかもみな懐かしい・・
沖田艦長??

投稿者 雄介 : 2006年09月06日 10:33

>って言うか来い(命令)

今月末に遅い夏休みが取れそうなので、前向きに検討させていただきます(^-^)

>>何もかもみな懐かしい・・
>沖田艦長??

自分でも書いてから艦長やん!とか思ってた。
さすがごるさん(笑)

投稿者 ペリー : 2006年09月06日 22:53

今月末あたりだと大雪山周辺の紅葉が見頃かな?
もし来ることが決まったら早めに教えてくださいな。

投稿者 雄介 : 2006年09月07日 16:58

一路食堂をご紹介いただきありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
相互リンクを貼りたいのですが、よろしいでしょうか?

投稿者 Hiroshi。 : 2007年02月05日 12:03

Copyright (C) 2005 北海道旅行を207倍楽しむブログ All Rights Reserved.