富良野でラベンダー三昧　後編

富良野ラベンダー畑めぐりの一日、後編です。

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ファーム富田を後にして、次に向かったのが、同じ中富良野町にある、
町営ラベンダー園です。



冬はスキー場にもなる急な斜面に、ラベンダーが植えられています。
斜面に「なかふらの」とか書いてあるのがちょっとカッコ悪い・・・

スキー場なので、リフト（往復300円）もあり、丘の上まで登ることもできます。
もちろん徒歩でも登れますが、かなりキツそう。



実はぐるりと周れば、車でも山の上に行くことができます。
眼下にラベンダー畑を見下ろし、さらに中富良野の平野から、十勝岳連峰の
山々までを一望するパノラマは壮観です。



6ヘクタールの広々とした丘に、びっしりとラベンダーが咲き誇る、「彩香の里」。
規模ではファーム富田にも全く劣っていないのに、訪れる人の数はこちらのほうが
断然少ないです。
渋滞や駐車場待ちに巻き込まれることもないので、ファーム富田に行きたかったんだけど
時間がない、って人にはお勧めの場所です。

こちらも丘の上に位置するため、ラベンダーに囲まれながら、眺望も楽しむ
ことができます。

ここではラベンダー刈りを体験することもできます。
せっかくキレイに咲いてるのに刈り取っちゃうなんてもったいない！と、思ったけど、
敷地が広大なので、多少刈り取られても大丈夫。


ここで中富良野を離れ、富良野市まで一気に移動します。



「富良野チーズ工房」の隣にある、「富良野アイスミルク工房」でアイスクリームを
いただきます。
とうきび、ぶどう果汁、アスパラなど、ユニークなフレーバーもありましたが、
ホワイトとチーズをダブルでチョイス。ちなみにシングルだと250円、ダブルが350円。

脂肪分が控えめの、あっさりさっぱりしたジェラートタイプのアイスクリームで、
こんな暑い日にはピッタリです。
ホワイトのほうは、牛乳の味をそのまま活かしている感じで、ほのかな甘みが美味しい。
チーズのほうも、独特の酸味がよく効いていて、チーズ好きにはたまらないフレーバー。
ただ、コクのある濃厚なアイスクリームを求めている人には、ちょっと物足りないかも。



入浴施設「ハイランド富良野」の隣にあるラベンダー畑。
ここは「ラベンダーの海」とも呼ばれるように、上から見下ろすと、まるで紫色の海
（というより湖かな？）のように、ラベンダーが広がっています。

そして、このハイランド富良野には、ラベンダーを眺めながら入れる露天風呂が
あります。入浴料は500円。

露天風呂は3方を壁に囲まれ、天井まである開放感の乏しいもの。残る1方からは
ラベンダー畑を見ることはできますが、壁が高いので、湯船に身を沈めると、
空しか見えません。

でも、素っ裸でラベンダー畑を見下ろすって体験も、シュールな感じでなかなか
良かったですね。

いちおう温泉なんだけど、浴室はまるでプールのような塩素の臭いが充満していて、
入浴施設としては、とてもいいとは言えませんね。
富良野市では唯一の温泉なんだけど、ラベンダーシーズン以外にはお勧めしません。



お風呂上りにはコレ。「ふらのぶどう果汁」。ワインのように、赤と白の
2種類あります。赤が210円で白は230円。
赤のほうは、ぶどうならではの渋みを残した味わい。白のほうは、クセのない
すっきりとしたクリアな味です。

富良野はワインでも有名ですが、車の運転がある、お酒は苦手、と言う人は、
こちらのぶどう果汁を味わってみては？


朝10時に旭川を出て、夕方までに8ヶ所のラベンダー畑を周ることができました。
まだ富良野エリアには、四季彩の丘、ひつじの丘、フラワーランドかみふらの
（ここだけ有料）、ワイン工場・ワインハウス、かなやま湖畔のラベンダー園など、
たくさんのラベンダー畑があります。
急ぎ足で周っても、全部見るのは一日じゃあちょっと難しいかな？

この日はこれ以上ないほどの晴天に恵まれ、太陽の光をたっぷりと浴びた
ラベンダーも、最高にキレイな姿を見せてくれました。
やっぱりラベンダー畑って、天気によって全然印象が違いますね。

また来年も、この夢のように素晴らしい光景に会えるのが楽しみです。

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