スイーツ・ジンギスカン・豚丼、帯広グルメツアー 後編

千葉からの友人と共に、帯広に行ったときのレポート、後編です。

▼前の記事:スイーツ・ジンギスカン・豚丼、帯広グルメツアー 前編

十勝平野に入り、一路帯広を目指します。

士幌の道の駅で休憩、士幌町限定のポテトチップスをおやつに購入します。
僕はあんまりポテトチップスを食べないからよくわからないんだけど、友人は
「カルビーのやつと比べると、チップスが厚くて、ジャガイモの味も濃い」というふうに
言ってました。
町内のコンビニやスーパーでも帰るので、ポテトチップス好きな人は買ってみては?

士幌から音更を抜けて、帯広市内に入ります。
次に寄り道したのは、老舗菓子メーカー「柳月」の工場、「スイートピアガーデン」。

ここでは、和菓子から洋菓子、ケーキまで、幅広い品揃えのスイーツを手に入れる
ことができます。特にケーキの安さにはビックリです。
喫茶コーナーもあり、その場で買ったスイーツを味わうことができます。
お土産を買うもよし、ここですぐに味わうもよし、お菓子好きには外せないスポット。

また、お土産としても人気のお菓子「三方六」の製造過程を見学することもできます。

この日は自宅のお土産に、チーズケーキを買うだけにとどめました。
友人は「試食全制覇!」したそうですが、試食が太っ腹なのも、ここの魅力ですね。


帯広の市街を抜けて、車を中札内方面へと走らせます。

ついこの間来たところなのに、またまた来てしまいました。
もう帯広に来たなら外せないスポットとなりつつある、ジンギスカンの「白樺」です。
帯広市の思いっきり郊外にあるのですが、それでも多くの人が押し寄せる
超人気店なのです。

「白樺」についてはこちらの記事もどうぞ。
▼ジンギスカンの白樺:帯広



臭みの全くない、柔らかなラム肉が超絶絶品!
千葉から来た友人も「旨すぎる!」と大絶賛でした。



中札内の「想いやりファーム」(中札内レディースファーム)のソフトクリーム(315円)。
とても軽い食感で、口の中でサラリと溶けていくような感じです。
牛乳本来の味を活かした、あっさりとした味わいのソフトクリームですね。
ちょっとあっさりしすぎで、どっしりとしたコクやクリーミーさを求める人には
物足りないかな?

ここの牛乳は日本で唯一、加熱殺菌をしていないのだとか。以前「どっちの料理ショー」で
特選素材として使われたこともあるそうです。
ひとくち飲んでみると、牛乳特有のあの臭みが全くと言っていいほどないんですよ。
すごい、こんな牛乳初めて飲みました。
牛乳嫌いの人でも、これは一飲の価値ありです。

他の牧場と比べると、非常に清潔。牛たちの体もほとんど汚れていません。
なるほど、これだけ「想いやり」を持って、牛たちにストレスがかからないように
育てているから、こんなに美味しい牛乳ができるんだろうなあ。




柳月と並ぶ老舗菓子メーカー「六花亭」の本店へ。
ここでのお目当ては、もちろんコレ。「さくさくパイ」(125円)です。
この本店と釧路でしか食べることができない一品。
パイのサックリした食感と、ほどよい甘さのカスタードクリームが、口の中で
素晴らしいハーモニーを奏でます。うーまーいーぞー!



さらに六花亭の西三条店へ。
この店だけの限定メニュー、「さくさくタルト」(125円)。この日はブルーベリーと
白桃の2種類がありました。
こちらも美味しい!


お次に向かったのも、またお菓子屋さん。
今度は帯広市民なら知らない人はいないと言われているほど、地元民に愛されている
お店「高橋まんじゅう屋」です。



店名になっている「まんじゅう」は大判焼き(90円)のことのようです。
中身はあんことチーズの2種類。
チーズは僕としては??な味。



ここのソフトクリーム(150円)はちょっと変わった味をしていました。
カルピスのようなヨーグルトのような、甘味と酸味の融合した、爽やかな
味わいのソフトクリームです。

ソフトクリーム、大判焼きの他には、蒸しパンや肉まん、かき氷と、素朴で
庶民的なおやつが勢ぞろい。
価格はどれもリーズナブルで、学校帰りに毎日立ち寄りたいようなお店ですね。



北海道外の人にはあまり馴染みがないと思いますが、北海道ではとてもポピュラーな
パークゴルフというスポーツがあります。

傾斜のついていないウッドクラブ1本でプレイする、簡易ゴルフといった感じのもので、
老若男女問わず気軽に楽しめるのが魅力なんです。

帯広の隣町、幕別町はそのパークゴルフ発祥の地なんですよね。
つまり、ここでパークゴルフをプレイするのは、いわば、セント・アンドリュースで
ゴルフをするようなもの?



と、いうことで、国道38号線沿いにある、札内スポーツセンターのパークゴルフ場にて
3人で勝負することにしました。
プレー料も道具の貸し出しも無料ってのが嬉しいですね。さすがは発祥の地!

僕と妻は去年何度か経験しているので、その分有利か、と思っていましたが、
終わってみると3人ともほぼ同じスコア。
残念ながら道民としての面目を保つことができませんでした・・・
くそぅ、もっと練習しようかなー。

北海道のほとんどの市町村にパークゴルフ場はあるので、北海道旅行の際に、
一度プレイしてみるのもオススメですよ。


パークゴルフで体を動かした後は、やっぱり温泉に入りたくなるもの。
世界的にも珍しいモール泉で知られる、十勝川温泉に入りにいくことにしました。

いくつかある宿のなかから、日帰り入浴価格が手ごろだった「かんぽの宿 十勝川」へ。

濃い茶褐色をしたモール泉は、すべすべした肌触りで、とても気持ちいい!
ちょっと露天風呂は狭かったけど、この泉質には大満足です。


すぐ近くの十勝が丘公園で、ホタルが見れると聞いたので、行ってみることにしました。

以前は温泉街でもホタルを鑑賞することができたそうですが、その風景を取り戻そう
ということで、専用の水路を作り、そこにホタルを放流しているそうです。

闇の中をじーっと見ていると、あちらこちらで、淡い緑の光が点滅しています。
旭川の西神楽や、沼田町のホタルと比べると、全然数は少ないのですが、
生まれて初めてホタルを見るという友人は、感動していたようです。



さて、一日の最後は十勝名物豚丼でシメ。
ところが、ホタルを見に行ったおかげで、ずいぶん時間が遅くなってしまい、
行こうと思っていた「ぶたはげ」、「はげ天」ともに閉店。
ガイドを見て、探したんだけど、候補に上げていたお店は、どの店も21:00までしか
営業していません。

仕方なく、駅の近くで見つけた焼肉屋「南大門」へ。焼肉屋なんだけど、店の前に
豚丼の看板が出ていたので、入ることにしました。



豚丼の値段は850円。大きな豚肉が重なり合うように乗っています。
これほどのボリュームがある豚丼は初めてお目にかかりました。

しかし、豚肉の質、タレの味共に、悪くはないんだけど平凡という印象。
特に「ぱんちょう」や「いっぴん」「ぶたはげ」のような炭火の香りがしないのが、
大変物足りなく感じました。
まぁ、豚丼の専門店ではないので、高いクオリティを求めるのは酷でしょうね。
この時間に食べさせてもらえただけでも感謝です。

豚丼にはお味噌汁とキムチがつくんだけど、さすがは焼肉屋さんらしく、
キムチがとても美味しかったですね。


予定よりもだいぶ遅くなってしまったけど、旭川への帰路につきました。
旭川に到着したのは午前1時半。

風景、グルメ、スポーツ、温泉と、濃密な一日を過ごすことができました。


北海道の旅行・観光情報はこちらで探そう! 「人気blogランキング」

★★ 相互リンク募集中です。お申し込みはこちらから ★★


   2006年07月09日 | 北海道行楽記

 北海道のホテル・旅館・ゴルフ場

 北海道のホテル・旅館
 札幌・定山渓  小樽・積丹・ニセコ  支笏・洞爺・登別・室蘭
 函館・渡島・檜山・奥尻  旭川・富良野・夕張  帯広・然別湖・日高
 釧路・阿寒・摩周  知床・網走・北見・紋別  稚内・利尻・礼文・留萌

 ゴルフ場


 トラックバック



Copyright (C) 2005 北海道旅行を207倍楽しむブログ All Rights Reserved.