ジンギスカンの白樺：帯広

★帯広から全道にその名を轟かすジンギスカンの名店、「白樺」に行ってきました。



■帯広市街から南へ車で２０分ほど、清川というところにこの白樺はあります。周りはほとんど畑ばかり。車で走っていても「ホントにこんなところにジンギスカンの店なんてあるの？」なんて不安になってくるような場所です。

■まだ１１時だというのに、すでに駐車場はいっぱいで、仕方なく路駐です。ナンバーを見てみると、地元帯広のみならず、札幌・旭川・北見などなど、全道各地から多くの人が、ここのジンギスカンを求めてやってきていることがわかります。北海道ならどの街にもジンギスカン屋はあるだろうに、わざわざ帯広まで来て、しかもこんな辺鄙なところへ足を運んでまで食べたいというジンギスカンの味に、いやがうえにも期待は高まります。

■店内はすでに満席のようで、店の前には席が空くのを待っている人達があふれていました。とりあえず店内のカウンターで名前を書き、順番がくるのを待ちます。お盆とはいえ、これほどの人気があるとはなぁ。客の回転は意外と速く、思ったほどは待たされずに店内に入ることができました。

■メニューは至ってシンプル。ジンギスカン（４２０円）とライス（１７０円・小は１３０円）、あとはみそ汁、キムチ、アイスクリーム、飲み物だけ。まさにジンギスカン一本で勝負！といった気概がこのメニューからもヒシヒシと伝わってきます。

■ジンギスカンには、タレに漬け込んだ肉を焼くタイプと、生の肉を焼いてタレにつけて食べるタイプとがありますが、ここのジンギスカンは後者です。付け合せの野菜はタマネギのみと、ちょっと物足りない感じもしますが、「余計なモノは食わずにこのジンギスカンを食ってみろ！」という自信の程がここからもうかがえます。

■オーダーするとすぐに運ばれてきた生ラム肉を、ジンギスカン鍋（細長い穴が空いてるのがユニーク）でジュージュー焼きます。この生ラム肉、非常に柔らかく、羊肉につきものの臭みが全くと言っていいほどありません。これなら「ジンギスカンはちょっと苦手・・・」って人も抵抗なく食べられるんじゃないでしょうか？そしてフルーティーなつけダレが、肉の旨みを最大限にまで引き出します。うんうん、こいつは美味いッ！！

■ジンギスカンの１人前は１５０ｇほどと、普通の胃袋の持ち主ならだいたい満足できる量です。しかし、この絶品ジンギスカンをもっと食わせろ！と舌と胃袋がせかすもんですから、もう１人前頂いてきました。リーズナブルな料金設定なので、躊躇なくおかわりすることができますね。

■そして、面白いのがここのライス。白米の中に黄色い粒々が入っているのがわかります。これはキビだそうで、最近では健康食としても注目されているそうです。置戸町で作られている「オケクラフト」の木の茶碗も、味わいがあってグッド。

■これだけ混雑しているにもかかわらず、店員さんの接客もとても良く、気持ちよく食事することができました。

★これまで帯広に行ったときのお昼ご飯は豚丼と決めてたんですが、これからは迷うことになりそうです。グルメ王国十勝の実力を見せ付けてくれる一店でした。

「人気blogランキング」　この記事が参考になりましたらご協力を

■ジンギスカンの白樺
●住所：帯広市清川町西２線１２６
●電話：0155-60-2058
●時間：１１：００～１５：００（肉がなくなり次第終了）
●定休日：月曜日（祝日の場合は翌日）
●駐車場：無料（２０台）