グルメとガーデン、帯広ツアー 1

帯広に行ってきました。帯広と言えばグルメの街!今回のドライブはグルメを
楽しむのはもちろん、チューリップが見頃を迎えている「紫竹ガーデン」と、
日本最大級のコニファー(針葉樹)ガーデン「真鍋庭園」を見て、さらに、世界的にも
貴重なモール泉を楽しめる十勝川温泉にも入ってこようという贅沢なプランです。

雲ひとつない晴天の下、旭川を出発。
この日はこれ以上ないってほどのいい天気で、気分爽快、快適なドライブです。
つい先日までは寒々しい印象だった風景も、今ではすっかり鮮やかな新緑に
覆われています。



層雲峡を抜けて、国道273号線を三国峠方面へと進みます。
標高を上げていくにつれ、緑豊かだった車窓の風景も、徐々に冬に逆戻り
していきます。



北海道で一番標高の高い峠、三国峠の駐車場で休憩です。
ここまで標高が高いと、木々もまだまだ葉をつけていません。
眼下には広大な樹海が広がり、彼方にはニペソツ、ウペペサンケなど、東大雪の山々を
望むことができます。



三国峠を下り、十勝地方に入りました。かつては林業で栄えたという十勝三股の
あたりでは、ドーンと真っ直ぐな道の両脇に白樺が並ぶ、いかにも北海道的な風景を
見ることができます。

上士幌、士幌と抜けて、帯広市内に入ります。帯広最初の目的地は、ジンギスカン
名店「白樺」。場所は市街地からはかなり離れていて、中札内に近いところにあります。

去年一度行ったことがあるんだけど、今年もまた「この道でいいの?」と不安になりながら
えんえん続く畑の中、車を走らせます。
「紫竹ガーデン」へ向かう道を走っていれば、ちゃんと「白樺」の看板も出てたんだけどね。

まだ11時過ぎだというのに、店内は8割がた埋まっていました。ラッキーなことに
テラス席が空いていたので、そこに座ることに。
まぁ「テラス」とは言っても、眺めがいいわけではないんですが、外の空気を
吸いながらいただくジンギスカンはまた格別です。



注文するとすぐに、お皿に乗った生ラム肉が運ばれてきます。
このお店は焼いたラム肉をあとでタレにつけるタイプのジンギスカン。
付け合せの野菜がタマネギしかないのは、ちょっと寂しいと思うかもしれませんが、
これも極上のラム肉を集中して味わって欲しいという自信の表れでしょうか?

このラム肉、羊肉特有の臭みが全くなく、ジンギスカンが苦手って人でも
食べられると思います。肉質は非常に柔らかく、実に美味。
初めて食べたときには「ラム肉ってこんなに美味しいものだったのか!」と、
衝撃を受けました。

ラム肉の美味しさをさらに引き立ててくれるのが、白樺自慢のタレ。
フルーティーな甘みと酸味が絶妙のバランスで、羊肉の旨みを最大限に
引き出してくれます。

この絶品ジンギスカンが一皿420円とはなんとも嬉しい限り。
ちょっと辺鄙な場所にあるんだけど、帯広に来たなら必ず立ち寄りたい名店です。


ジンギスカンでお腹を満たしたあとは、160万本のチューリップが咲き誇るという
紫竹ガーデン」へと向かいました。

入場料の500円を支払い、入り口を入ると、さっそく両脇に色とりどりの花々が
出迎えてくれます。



紫竹ガーデンは18000坪の敷地に
季節ごとに2500種類以上の花々が、咲き乱れるフラワーガーデンです。
園内にはカラフルなチューリップが満開を迎えていました。



色も形もさまざまなチューリップが、センスよく配置されています。



「あれ?160万本って聞いてたけど、それにしては少ないなぁ」と思いながら、園内を
歩いていると、ガーデンの奥のほうに、広々とした場所があり、そこに素晴らしい風景が
広がっていました。



赤、白、黄色、ピンク、見渡す限りに色鮮やかなチューリップの花々が咲き誇っています。
しかも見物客は僕らの他に誰一人いません。

北海道のチューリップと言えば、上湧別のチューリップ公園が有名ですよね。
スケールで言えば上湧別のほうが上なんですが、紫竹ガーデンでは、
レイアウトを考えて、それぞれのチューリップの美しさが活きるように丁寧に植えられて
いるような印象を受けました。

広大なスケールに圧倒されたいのなら上湧別、チューリップのもつ美しさを存分に
味わいたいのなら紫竹ガーデン、といったところでしょうか。

それから、シーズンには観光客でごったがえす上湧別と違って、この紫竹ガーデンの
ほうがずっと人の姿は少ないので、特にこの奥のチューリップ畑では、夢のような風景を
独り占め(二人占め?)することができるかもしれませんね。



おやつにソフトクリームをいただきます。バラのソフトクリーム(300円)。
メニューに「とげ付き」って書いてあったので、何かと思ったら、スプーン代わりの
小さなコーンをとげに見立てて突き刺してありました。
華やかなガーデンを見ながら、ほんのりと口の中に広がるバラの香りを楽しむことができます。

▼その2に続く

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   2006年05月30日 | 北海道行楽記

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 コメント

層雲峡に向かう国道39号と273号ていいですね。
大雪山がとても綺麗にみえるので。
私の好きな道路です。特に愛別の堤防の上を走る部分や、中愛別付近の黒岳を眺められる場所が大好きです。

投稿者 : 2006年05月31日 02:04

ぼくもあの道は好きなんですよね。
いつも見ている大雪山がどんどん角度を変えて
違った表情を見せてくれるのがいいです。

札幌に向かうときとは気分が全然ちがいます。

投稿者 雄介 : 2006年05月31日 09:16

>札幌に向かうときとは気分が全然ちがいます。

そういわれればそうですね(笑)。旭川から北に向かうのと、西に向かうのと、東に向かうのと、南に向かうのとではなんか心構えが違いますよね。東に向かうときの、大雪越えのわくわく感がたまりません。峠があるから、別の国や別の地域にいく感じがするからなのでしょうかね。

朝に大雪ダムから見る大雪山は絶景ですよ。機会があったら是非どうぞ。


投稿者 まるたろう : 2006年05月31日 22:30

どうも同じドライブでも札幌に向かうときは気が乗らないんですよね(笑)
北や東や南へ向かうときにはワクワクするんですけど。

大雪ダムの辺りの風景もいいですよね。
いつも素通りするだけなんですが、今度通ったときはゆっくりその景観を楽しんでみます。

投稿者 雄介 : 2006年06月01日 06:13

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