お花見ジンギスカン

★昨日は前の職場のお花見に呼ばれまして、神楽岡公園に行ってきました。



■神楽岡公園は、旭川の街中から車でわずか5分ほどという位置にありながら、
数多くの樹木や野草が生育する、自然豊かなフィールドです。
このシーズンには約500本のエゾヤマザクラが咲き誇り、旭川でも屈指のお花見スポット
としても知られています。
この日も多くのグループがレジャーシートを広げ、桜の姿を楽しんでいました。



■北海道のお花見と言えば、ジンギスカンなわけですが、今回のお花見でもその例に
漏れず美しい桜を愛でつつ、美味しいジンギスカンに舌鼓を打ってきたわけです。

■北海道的文化として定着している、この「花見ジンギスカン」ですが、
実は賛否両論でして、

ほのかに漂う甘い香りも花見の醍醐味のひとつなのに、ジンギスカンなんて
やってしまったら、せっかくの桜の香りが台無しになってしまうじゃないか！

とか、

桜を見に来てるのに、何でわざわざ肉食うの？風情も何もないじゃないか。

とか、

花見ジンギスカン反対派も結構いるんですよね。

■それから、そういった楽しみ方の問題以上に深刻なのが、桜への影響です。
煙による幹や枝への悪影響や、炭火の熱による根への悪影響が懸念されています。

■でも、抜群に美味いんですよねえ、桜の下で食べるジンギスカン。
桜にとって迷惑なのは理解できるけど、ジンギスカンをやりたい人の気持ちもわかるし。

ゆっくりと風情漂う桜の美しさを楽しむ場所と、ビール片手にジンギスカンを楽しむ場所と、
うまく分けることができればいいのでしょうが。

で、ジンギスカンをやるときは、桜に与える影響も考えて、木の真下ではなく、
ちょっと離れたところでやる、ってのがいいのかもしれませんね。



■ほんの短い期間に、艶やかに咲き誇り、潔く散っていく桜。
日本離れした雄大な風景に憧れて、北海道に移住してきた僕ですが、
桜という古くから日本人に愛されてきた花には、やはり特別な想いを抱きます。




■おまけ
鮮やかなサクラ色の「萌」Tシャツで、桜の季節が到来したことの喜びを表現する元同僚。
本人の希望により、顔はモザイク（笑）

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