やっぱり面白い!旭山動物園

今や全国区の人気となり、その軌跡がドラマにまでなった日本最北の動物園、
旭山動物園に行ってきました。

地元の動物園がこれだけ有名になるのは嬉しいんだけど、日本中から人が訪れるように
なって大混雑だって聞いて、ちょっと足が遠ざかっていたんですよね。



旭山動物園へと続く通称「動物園通り」にあるラーメン屋さん「くさび」でまずは腹ごしらえ。
4種類もある味噌ラーメンのなかから、ピリ辛の赤味噌を頂きました。
濃厚でコクのある味噌のスープが中細のちぢれ麺に絶妙にからんで美味しい!
とろけるようなチャーシューと半熟の煮玉子も高ポイントです。



旭山は桜の名所としても有名です。何本かのエゾヤマザクラが満開になっていました。



旭山動物園の正門です。
最近では行列ができることも少なくないチケット売り場ですが、この日は悪天候のためか、
人は少なめ。

動物園の入園料は大人580円、中学生以下だと無料です。
僕らは旭川市科学館サイパルとの共通パスポートを買いました。一人1800円。
これで来年の3月まで、旭山動物園とサイパルに行き放題です。
動物園だけのパスポートならたったの1000円。2回来れば元が取れるんです。

入園してすぐに確認したいのが、いろんな動物がエサを食べる姿を観察できる
もぐもぐタイムの時間。ゲートを抜けてすぐ正面の掲示板に書かれています。
こちらのページでも確認できるので、あらかじめプリントしていくのもいいかも。



正門をくぐって、まず左手にあるのが「ととりの森」。周囲を網で囲まれた広々した空間で、
カモや白鳥など水鳥を中心とした鳥たちの姿を見ることができます。
巨大な鳥かごに人間が入るという発想から作られたそうです。



トカラヤギのめぇちゃん。
ヤギのもぐもぐタイムでは、牧草を手渡しでヤギにあげることができます。
角やヒゲを触らせてもらうこともできますよ。



平和そうにお昼寝中、癒し系動物の代表格?カピバラです。
ここは「くもざる・かぴばら館」といって、本当はクモザルも一緒に展示されて
いるんだけど、この日は気温が低いからか、クモザルは館内にいました。



マダガスカル島に生息する原始的な猿、ワオキツネザル
おろして両手を広げた面白い格好で日光浴する姿に、思わず笑ってしまいます。



網の間から長い手を伸ばしてエサをねだるシロテナガザル
お腹には子供がつかまっています。

サル舎には他にも、水戸黄門のような顔をしたブラッザグェノン、白いふさふさした尻尾が
かっこいいアビシニアコロブスの4種類がサルがいました。
同じサルと言っても、それぞれ全く違った個性的な姿をしています。
どのサルもかなり活発に動くので、見ていて飽きないコーナーのひとつです。



旭山動物園でも特に人気なのが、オランウータンの見せる空中散歩。
お客さんの頭上、高さ17mに張られたロープを、悠々と渡っていきます。
まるでマントのような体毛をなびかせた姿がカッコイイ。



ペンギン館キングペンギンたち。
ペンギン間には4種類のペンギンが飼育されていますが、その中でも最も大きい種類です。
胸の黄色がすごくキレイ。



ペンギン館には水中トンネルがあり、水の中をまるで飛ぶように泳ぐペンギンの姿を
見ることができます。
もぐもぐタイムには、ダイビングスーツに身を包んだ飼育員さんが、
水中でジェンツーペンギンの大好物、オキアミを与えます。



もぐもぐタイムのキングペンギンたち。結構大きなホッケを丸呑みしてしまいます。



岩の上でタマゴを温めるイワトビペンギン。夫婦交代でタマゴを温めるそうです。
しかし、このタマゴ実はニセモノ。ホンモノのタマゴに何かあったら大変なので、
ニセモノとすり替えてしまうそうです。そして孵化寸前にまた元に戻すんだとか。



ほっきょくぐま館。もぐもぐタイムでは、オスのイワンが岩場からプールへとダイビング
するところを見ることができます。旭山動物園でも一番大きな歓声の上がるシーンです。



あざらし館。マリンウェイと呼ばれる、透明な垂直の水路を、ゴマフアザラシ
通り抜けていきます。
通り抜けざまに、たまにチラリとこちらを見るのが可愛い。


と、いろいろな動物を見てきたのですが、ライオンやトラのいるもうじゅう館や、
可愛いレッサーパンダやアライグマのいる小動物館、は虫類館、北海道の動物などなど、
時間が足りずに今回は見れずじまいだったところも結構あるんですよね。

半日もあれば余裕で見て周れると思っていたのですが、15~30分おきに、
どこかでもぐもぐタイムがあり、それを周っているだけでもあっという間に時間が
たってしまいます。
旭山動物園をじっくりと周ろうと思ったら、やっぱり丸一日かけて周りたいですね。

今日は日曜日とはいえ、小雨の降る天気だったので、だいぶお客さんも少なかったと
思うんですが、これが夏休みシーズンだったらすごいことになるんだろうなぁ。

これから、北海道旅行の日程に旭山動物園を組み込む方もたくさんいるでしょうが、
この動物園を満喫するために、最低でも半日(4時間くらい)は時間をとって、
じっくりと見て周ってもらいたいですね。
北海道には魅力的なスポットが他にも数多くあるので、そうしたくても難しいかも
しれませんが。

今年の夏には新施設「チンパンジーの森」が完成し、ウサギやモルモットに触れ合える
こども牧場」もリニューアルするそうです。
動物たちの生き生きとした姿を、すぐ間近に観察することができる旭山動物園。
パスポートも買ったことだし、時間を見て今年はちょくちょく行ってみようと思っています。

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旭山動物園
●住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
●電話:0166-36-1104
●料金:大人 580円、中学生以下 無料
●時間:夏期9:30~17:15 冬期10:30~15:30
●休日:4月10日~28日、10月23日~11月2日、12月30日~1月1日

【関連サイト】
旭山動物園ホームページ


   2006年05月15日 | 北海道行楽記

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 コメント

旭山動物園・・・楽しみデス。とくに、もぐもぐタイムが楽しみデス。

投稿者 : 2007年06月11日 12:01

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