ハスカップ

★日本では北海道にのみ自生する、栄養たっぷりのスーパーフルーツ。それがハスカップです。

■元々は苫小牧の勇払原野あたりに自生していたそうです。アイヌの人々には「不老長寿の薬」として、重宝されてきたといいます。現在では北海道各地で栽培されています。

■「ハスカップ」というのはアイヌ語で「枝の上にたくさんなるもの」という意味だそうです。和名ではクロミノウグイスカグラといいいます。

ハスカップにはカルシウムや鉄分などのミネラルや、各種ビタミンが豊富に含まれていて、健康食品として注目されています。

■さらに特筆したいのは、目の疲れや視力低下の予防によく効くというアントシアニンを大量に含んでいるということです。アントシアニンと言えば有名なのがブルーベリーですが、このハスカップにはブルーベリーを遥かに上回る量のアントシアニンが含まれているんです。アントシアニンには抗酸化作用や老化防止の効果もあり、まさに不老長寿の果実です。

ハスカップ■このハスカップの実がなるのは6月下旬から7月中旬にかけて。その時期には摘み取り体験のできる農場もあります。

■実の大きさは1~1.5cmくらい。黒っぽい紫色をしています。この小さな実の中にたくさんの栄養が「ギュッ」と詰まってるんですね。

■味はわりとブルーベリーに似た感じだけど、酸味がより強く、苦味もあります。そのため生でそのまま食べることはあんまりないみたいで、ジャムやジュースにしたり、ヨーグルトやアイスクリームに混ぜて食べたりします。その酸っぱさから、梅干の代わりにおにぎりに入れて食べる人もいるとか。

ハスカップジュース■ちなみに僕は生で食べるのも結構好きで、上富良野町の深山峠でやってた摘み取りでは、お腹が膨れるほど食べてしまいました。

■そして持って帰った分はジュースに。これがまたキレイな紫色になるんですよね。爽やかな酸味と甘味が絶妙の美味しさ!今年も飲みたいな~。


★最後に、ハスカップの簡単なレシピを2点ご紹介しときます。生のハスカップが手に入ったら、是非お試しを!

ハスカップジャム
●材料
・ハスカップ 500g
・砂糖 200-300g
・レモン汁 小さじ1.5
●作り方
1.鍋にハスカップの実を入れ、砂糖をまぶす
2.砂糖とハスカップをよく混ぜて、1-2時間放置する
3.鍋を火にかけ、はじめは強火で、沸騰したら中火にして、とろみがつくまでこげないように煮詰める
4.仕上げにレモン汁を加えて、火を止める

ハスカップジュース
●材料
・ハスカップ 1kg
・砂糖 500g
・水 400cc
・レモン薄切り 5枚
●作り方
1.ハスカップに砂糖をまぶし、1-2時間置く
2.水とレモンの薄切りを加え、10分間煮る
3.レモンを取り除き、ガーゼで漉す
※水や炭酸水などで割って飲みます

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   2005年06月16日 | 北海道のグルメ

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 コメント

こんばんは。
ハスカップといえばよいとまけやゆのみのんのを製造している
苫小牧の三星がありますが、その本店で以前冷凍のハスカップを購入しました。かなりの量を。ブルーベリーよりもアントシアニンがすごいと言うPRにとてもひかれて。
ヨーグルトに入れていつも食べてましたが毎日とてもすっぱかったです。眼はすこしよくなったかもしれません。
実際に生えているハスカップをみるとおいしそうですね。
私も一度生で食べて見たいです。

投稿者 とまみん : 2005年06月20日 00:29

こんにちは、とまみんさん。

生のハスカップはさらに酸っぱいですよ。
なんだか「野生」って感じの味がします。

僕も去年の夏はかなりの量のハスカップを食べた
(というかジュースで飲んだ)はずなんだけど、
視力はちっとも改善されなかったなぁ。

投稿者 雄介 : 2005年06月20日 21:04

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