滝川の菜の花畑

５月下旬、この時期の北海道、花を見に行くと言えば、滝上や東藻琴の芝桜、上湧別のチューリップが定番でしょう。

「でも芝桜もチューリップも去年見に行ったしなぁ。道東まで行くのも結構しんどいしなぁ」

などと考えていたら、滝川の江部乙地区に菜の花がいっぱい咲いていてキレイだ、って話を耳にしました。
今年は芝桜とチューリップを諦めて、そちらのほうへ行くことにしました。


旭川を出て、１２号線を一路滝川へと向かいます。

深川との境界のすぐそばが、菜の花の咲き誇る江部乙（えべおつ）地区です。

このあたりの道が 「菜の花ゆめ街道」と 名付けられていました 街道沿いにはあちこちに 菜の花畑が まさに「黄色いじゅうたん」 という表現がピッタリです 青空とのコントラストも 美しい 山並みをバックに どこまでもこの風景が 続いているかのようです

この滝川・江部乙地区では、年々菜の花の作付面積が増え、今では全道一を誇るようになったそうです。
緑肥として畑に鋤きこむ他にも、菜種油などにも利用されています。




丸加高原では、ちょうど菜の花の開花時期に合わせて、「菜の花まつり」が開催されていました。
でも会場からは菜の花畑は見えない・・・

抹茶とおまんじゅうのサービス		つきたての菜の花もち

他にも菜の花汁や菜の花の天ぷらの試食も行われていました。

丸加高原からの眺め。 ところどころに黄色い菜の花畑を 見ることができます。

丸加高原をあとにし、再び国道へと戻りました。

道の駅「たきかわ」のアップルソフト（２５０円）。 リンゴの風味がソフトクリームととても良く合う・・・ とは言い難いかな？ リンゴはソフトクリームよりジェラートとかのほうがいいかもね。

ここで滝川から場所を大きく移動して、美瑛にやってきました。

十勝岳連峰とトラクター。絵になります。

茶色の大地

なだらかな曲線を描く畝（うね）

親子の木

夏、秋、冬と比較すると、華やかさには欠ける春の美瑛ですが、
久しぶりに見る丘の風景を楽しみながらのドライブは爽快です。

「ほなけんど茶屋」 以前、看板で見かけてその個性的な名前が とても気になっていたお店です。 林の中を通る細いダートの途中、かなりわかりにくい 場所にあります。

お茶セット（５００円） なんとケーキが２つもついてきます。		釜揚げうどん（５００円） 竹の器が粋です。

ぼくが住む旭川から、わずか１時間ほどの距離にある滝川。
その滝川にこんな素敵な風景があるとは、新しい発見でしたね。

またひとつ、春の楽しみが増えました。

(2004/5/30)

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