■ 留萌・増毛 春の海
春なんで、海が見たくなりました。
海のない街、旭川に住んでいるからでしょうか?
何故か春になったら海を見に行きたくなりませんか?
う~ん、それってぼくだけ?そんなことないよね。
まぁそんなわけで、旭川から一番近い海、車で2時間ほどの留萌まで行くことにしました。
旭川の自宅を出発し、もう何度も通ったことのある国道12号線を深川まで走ります。
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出発して1時間も経たないのに早々に休憩。 道の駅「ライスランドふかがわ」に寄りました。 売店にて販売していたソフトクリーム(250円)をいただきます。 ちょっと甘さ控えめでさっぱりとした味わいでした。 |
深川で12号線を外れ、留萌方面へと車を進めます。
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去年(2003年)、開通した深川留萌自動車道の秩父別-沼田間。現在はまだ無料で通ることができます。 すれ違う車もほとんどなく、「ほんとに必要なんかな?」などと思ってしまいますが、天気もいいし快適なドライブに気分は爽快。 |
沼田で一般道に下り、NHKの連続ドラマ「すずらん」の舞台となった明日萌駅(JR恵比島駅)。ぼくらはこのドラマをまったく見たことがないんですが、なんとなく寄ってみました。
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明日萌駅の外観。 いい雰囲気出てます。 |
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駅舎内にたたずんでいた寡黙な駅員(駅長?)さんと記念撮影。 もちろん喋るわけがありません。ロウ人形ですから。 |
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駅のすぐ前には撮影に使われた旅館が。 現在は休憩室になっています。 |
旅館内も自由に見学することができます。 レトロな雰囲気でいっぱいです。 |
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ドラマには全く思い入れがあるわけではないのに、意外と楽しむことができました。
映画だったらビデオを借りてきて見るんだけど、連ドラじゃなぁ・・・
さて、国道233号線に入り、留萌へと向かいます。
留萌に入り、まずは駅前の商店街へ。
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これが留萌の隠れた名物、「大判焼き」(店名)の「ぶたちゃん焼き」(105円)。 たい焼きのような皮の中に、餃子の具にほのかなカレー味をつけたようなものが入っています。 うんうん、これは気に入りました。これから留萌に来たときには必ず寄ろう。 けどあんまり豚の形にみえないよなぁ。 |
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駅前通りの観光案内所兼売店で売られていた、「もてだこ」(150円) タコの身を練りこんだかまぼこを揚げたような感じのものです。 マヨネーズ&七味をかけて食べるとうま~い! |
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さらに食べます。 鈴木かまぼこ店のあげかまぼこ(350円)。でっかい! タコ、エビ、ホタテなど、いろんな種類があります。 注文すると目の前で揚げてくれるので、揚げたてのアツアツをいただくことができます。 |
プチグルメ3連発でおなかも膨れたところで、今度は景色を楽しみに行きます。
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留萌に来たならばここは外せないスポット、千望台。留萌の街とその向こうに広がる日本海を一望です。 おおーっ!久しぶりに見る海だーっ!! |
お次は留萌から南へ20kmほど、増毛町へと向かいました。
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シーサイドラインを気持ちよくドライブ。 海面がキラキラ光っていて眩しいくらいです。 あー、やっぱり海はいいなぁ。 |
増毛ではまず駅に向かいました。 お目当てはコレ。ゴールデンウィーク期間中運行されている ノロッコ号です(乗るわけじゃないんだけど)。 深川-増毛間をゆっくりのんびりと走ります。 |
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バーベキューカーも連結されていました。 いつか乗ってみたい! |
駅に車を停めておき、増毛の街を散策です。
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すぐ駅の前にある富田屋旅館。 現在は営業していませんが、趣があり 堂々とした建物です。 |
旧商家丸一本間家 入館料 大人400円、小中学生200円 呉服屋、海運業、酒造など、さまざまな事業を営んでいた 明治時代の商家です。 かつての店舗や住居を見学することができます。 国の重要文化財にも指定されています。 ・・・でも中には入りませんでした。また次回のお楽しみです。 |
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日本最北の酒造、「国稀」 ぼくは全然飲めないのだけど、中を見学してきました。 入場は無料です。 お酒の試飲もできます。飲めないぼくらは甘酒で我慢。でもこれもなかなか美味しかったですよ。 |
職人さんの衣装が置いてあり、 自由に着て記念撮影ができます。 |
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ちょっと休憩、ってことでおやつをいただきます。 増毛名物、「酒々まんじゅう」と味噌まんじゅう。 1個100円です。 吟醸酒粕入りだそうです。 |
時間(とお金)がなくて周れなかったけど、増毛にはまだまだ歴史的建造物がたくさん残っていて、また訪れたいと思いましたね。
増毛の街からさらに海沿いを南へと下ります。
浜益村との境界に位置する、雄冬岬へとやってきました。
国道が開通するまでは、陸路で行くことができず、陸の孤島と呼ばれていたところです。
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急な上り坂を登りきったところにある駐車場に車を停め、 さらに階段を5分ほど登ると展望台につきます。 売店もトイレもないところだけど・・・ |
前を向けば紺碧の海が・・・ | ![]() |
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そして後ろを振り返れば雄大な山々が 目の前に広がります。 |
1ヶ所で海と山を同時に楽しめる、こんな贅沢な場所はなかなかないですよね。
食べ物も景色も楽しんだ、ということで残るお楽しみは・・・そう、温泉です。
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岩尾温泉あったま~る 大人500円 子供250円 去年(2003年)リニューアルしたばかりの温泉入浴施設。海を見渡すことができる露天風呂が魅力です。 海風を感じながら休憩できるテラスもありました。 |
さて、温泉にも入ってほっこりしたし、後は帰るだけ・・・というわけにはまだまだいきません。
せっかく海まで来たんです。しかも空は快晴。これは海に沈む夕陽を見ねばならないでしょう。
増毛市街から少し札幌よりに位置する、「陣屋展望台」に車を停め、そのときを待ちます。
見事な夕陽です。 陽光に照らされてキラキラ輝く水面がまた美しい。 |
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おおっ!水平線に夕陽が沈むのを見るのは久しぶりだぁ! |
この夕陽を見ただけでも、わざわざ海まで来た甲斐がありましたね。
留萌、増毛と北海道の観光地としてはわりと地味目のエリアでしたが、
食、歴史、海、山、夕陽と、かなり楽しむことができた一日でした。
(2004/5/2)
2001年01月12日
| 北海道行楽記2004
北海道のホテル・旅館・ゴルフ場
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増毛町と言っても、あまりピンと来ない方が多いと思いますが、実は、僕もあまり知りませんでした(^^;)。二、三回、増毛町を通っているはずなのですが、いつも標識(「... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月22日 10:21
コメント
はじめまして。TBさせていただいた海老庵です。
こちらのブログ、よくできていますね。
道内を旅行する時は、また拝見させていただきます。
投稿者 海老庵 : 2005年05月22日 18:37
こんにちは、海老庵さん(エビアンさん、でいいのかな?)。
コメント&トラックバックありがとうございます。
お褒めの言葉ありがとうございます。このブログの情報が、少しでも海老庵さんの旅行のお役に立てれば嬉しいです。
投稿者 雄介 : 2005年05月23日 21:33