旭川冬まつり

行ってまいりました、今年(2003年)で44回目を迎える、冬の旭川最大のイベント「旭川冬まつり」。見事なまでにそのまんまのネーミング。いやいや、こういうのはストレートなほうがわかりやすくていいってものです。


お祭りの開催期間は2月7日(金)から2月11日(祝)までの5日間。雪像や氷像が展示されているだけではなく、期間中には愉快な催しもいろいろと行われます。

が、僕の一番の目的は雪像でも氷像でもなく、「TOSHIBAスノーステージ」に出演する、テツandトモを見ることなのです。あの「なんでだろ~お、なんでだろ~」を生で見るのを、何よりの楽しみにしていました。なんかちょっと目的が間違ってるような気もしますが、まぁ、いいでしょう。

そんなわけで、1時過ぎに会場に着いた僕たちは早速ステージに向かいます。ああ、あそこだ、あそこ、急げ!テツトモのライブが始まってしまう。

ステージでは「YASU」とかいう聞いたこともない人が手をふりふり歌っています。よし、間に合った!



さあ、そして大歓声と共にテツandトモの登場です!!





















見えない












ちっとも見えないよ










と、「侍○」のパクリはいけません。が、ホントになんにもわからない。赤と青の豆粒がチョコマカ動き回っているのが見えるだけ。

そう、来るのがちょっと遅すぎました。ステージ前にはすでに黒山の人だかり。なんとか彼等の姿を目にすることができたのは、ステージからはるか離れたところ。しかも、スピーカーからも離れていたため、何を言っているかすらもよくわからない。

むぅ、昨今のテツトモ人気を甘く見ていましたね。この後ステージに栗田貫一が立ったときには、だいぶ空いていたのになぁ。



さて、気を取り直して場内を歩き回ります。この河畔会場には、いろいろなサイズの雪像が置かれていました。しかし、ここのところ好天が続いていたため、雪像は少し溶けてしまっています。しかも結構汚れてるなぁ。

ピカチュウ、プーさん、ドラえもんと、お馴染みのキャラクターに並んで、やはりありました!タマちゃんです!あ、写真撮るの忘れた・・・



ムーミン

数ある雪像のなかから、何故ムーミンだけを撮影したのかというと、ただ像の前に人がいなかったから。他の雪像は滑り台がついてたりして、写真を撮ろうとすると、どうしても人が入ってしまう。







このお祭りのメインとも言える、ギネスブック公認の大雪像。

今年は歌劇場をイメージしたそうです。

なんでも骨組みを一切使わずに雪だけで作られているとか。

どうも大きすぎて雪像というより、建造物という印象を受けてしまいます。それくらいデカイ!!



他にもこの河畔会場には、でっかい滑り台や、ミニ列車、あとタイヤチューブに乗って雪の斜面を滑るやつ(チユービングっていうの?)などなど、いろいろと楽しむことができます。面白そうだったのですが、そういうところに並んでいるのはほとんど子供だったので、去年30歳になったお兄さんは諦めることにしました。



河畔会場を離れ、次は常磐公園会場に移動しました。雪像がメインの河畔会場に対し、こちらのほうは氷像がメインとなっています。

この日は曇り空で、氷の色が背景の空の色と同化してしまい、せっかくの氷像が今ひとつ映えません。


沖縄の「首里城」
「帆船グランブルー号」
「武蔵と小次郎」

大河ドラマのほうはイマイチ評判よろしくないようで・・
「フローラ城」とかいう名前がついていたお城。

場内の氷像では一番見事です。こんなデカイのどーやって作るんだろ?今度は作ってるところも見てみたいものです。




お次は常磐公園を出て、街中の「買い物公園通り」へ向かいました。

こちらのほうでは、「氷彫刻世界大会」の作品が並んでいます。

さすがに世界中から一流の氷彫刻人が集まった大会だけあって、どれも芸術性の高い作品ばかり。さすがにここには「ピカチュウ」とか「ドラえもん」はなかったなぁ。

「私のゲルニカ」というタイトルの作品

う~む、何故この像がゲルニカ?

ランプの魔神

民衆の視線を意識してのポージン
グなのでしょうか?

氷像の間に小さなゆきだるま

こういったちょっとした演出がうれしい。

でも右のヤツ、表情がかなりイッてます


と、ここまで見たところで、体調が悪化。この日は帰宅して休養し、日を改めて来ることにしました。



そして日は変わって2月10日

前日に札幌でカレーを食べまくったおかげか体調も回復し、夜の「冬まつり」を見に出かけます。

ところが、もうすぐ花火が始まる時間なのに、空いている駐車場が見つかりません。そうやって、ウロウロしているうちに花火の音が。いかん、急げ僕!

なんとか停めれる場所を見つけようと、旭橋を渡ろうとしたところで、車の流れがぴたっと止まってしまいました。どうやら、ずっと前のほうの車が路駐して、そこから花火を見ているようです。これ幸いと、それに続く我々も車を停め、橋の上から花火を見上げます。

んー、でも他の車には迷惑だったんだろうな。はい、反省します



なかなか花火を上手く撮るのは難しい。

しかも撮るのに夢中になってしまうと、花火自体を楽しむことが出来なくなってしまいます。

この日はこれ一枚だけパチリと撮って、あとはじっくり冬の夜空を彩る花火を観賞しました。


花火は10分程度で終わり。ちょっと寂しい。


改めてロータリーのすぐ近くの駐車場(210円でした)に車を停め、常磐公園に向かいます。


なんだかよくわからない謎のオブジェ

でもカラフルでキレイです。

アイスキャンドル

氷の器の中にキャンドルが入っています。
ゆれる炎が幻想的な雰囲気を醸しだします。


電飾で形作られた動物たち。



メインの大雪像もご覧のようにライトアップ。

暗闇をバックに雪の白さが際立って、ワンダフルな美しさ。



よし、次はライトアップされた氷像を撮ろうか、と思ったところで、こともあろうにデジカメのバッテリーが切れてしまいました。あぁ、なんてこったい!あ、そういえば昨日札幌から帰ってきてから充電してなかった・・・

と、いうことで写真はここでおしまいです。昼の写真にある、船や城や武蔵の氷像もキレイにライトアップされていて、それは見事だったんですけどねぇ。残念。



と、まぁこんな感じのお祭りでした。

雪像や氷像は、昼も悪くないのですが、ライトアップされる夜のほうがだいぶキレイでしたね。

今回は見ることはできなかったけど、YOSAKOIソーランとか、アイヌ民族舞踊とか、「なんとか戦隊なんとかジャー」のキャラクターショーとか、いろいろな催しがあるようなので、そんなのを見るのも楽しいかもしれませんね。

この「旭川冬まつり」。来年(2004年)は2月1日(日)から2月8日(日)までの8日間、開催される予定だそうです。


「旭川冬まつり」についての詳しい情報はこちらからどうぞ。


(2003/2/9・11)

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   2001年01月11日 | 北海道行楽記2003前

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