■ 道内では何で移動するの?
次は北海道内での移動手段はどうするかです。
【1.車】
スピード、自由度、経済性、快適性など、さまざまな要素を考えた時に、一番バランスのとれている交通手段は、やはり車ではないでしょうか。
時間に余裕のある人はフェリーにマイカーを乗せて、あまり時間のない人は現地でレンタカーを借りるといいでしょう。
大き目のワゴンやミニバンなら、ゆうゆう車内で寝ることもできて、宿泊費の節約にもなります。
さらにバイクや自転車と違って、雨が降っても濡れずに移動できるのは大きな利点です。
僕自身も最近はもっぱら車での旅を楽しんでいます。
【2.バイク】
もしアナタがライダーで、まだ北海道へ行ったことがないと言うのであれば、大変な損をしています。と、言い切っちゃうのもどうかとは思いますが、北海道を一番楽しめる人種、それがライダーなのではないかと思うのです。
北海道の快適な道を風を切って走るのはこたえられない爽快感があります。
どこまでも続くような直線道路からロングダートまで、ビッグバイクにもオフローダーにも、魅力的なステージが北海道にはたくさん用意されています。
キャンプ場やライダーハウスでの、ライダー同士の交流も、大きな楽しみになるでしょう。
そんな魅力たっぷりのバイクですが、、その最大の敵は雨。濡れながら走るのは気分も沈みます。長雨の続く年には、せっかくの北海道ツーリングがほとんど楽しめなかったという話も聞きます。
毎年のように、ツーリングライダーの死亡事故をニュースで目にします。運転にはくれぐれも注意しましょう。
【3.JR・バス】
国鉄民営化以来ローカル線の廃止が続き、さらに周遊券も廃止と、鉄道での旅行がしにくくなった北海道ですが、やはり鉄道の旅には他に替えがたい魅力があります。
豪華特急で一気に移動するもよし、ローカル線で豊かな山野の自然を車窓から満喫するもよし。
エリア内の普通列車が1日乗り放題の「一日散歩きっぷ」(土、日、祝のみ、2040円)、道内全域の特急、急行、JRバスが7日間乗り放題の「北海道フリーきっぷ」(23750円)など、オトクな切符も販売されています。
旅情という面では、列車に及ばないものの、都市間を結ぶバス網は整備されていて、安く快適に旅をすることができます。
また、定期観光バスも各観光地にあり、短時間で効率よく見所を周りたい人には重宝するでしょう。
ただ、やはり自由度が低いのが一番の難点ですね。行きたいところに必ず鉄道やバスの路線があるとは限りませんし、ダイヤにも束縛されます。
▼JR北海道 ホームページ
【4.自転車】
他の動力を一切使わず、「自分のチカラ」のみで移動する。自転車の魅力はそこに尽きるでしょう。
峠を登りきった時の達成感、そして下りの爽快感は、エンジンつきの乗り物では決して味わえない自転車ならではの醍醐味です。
移動する速度がゆっくりな分、クルマやバイクでは見落としてしまうような風景を楽しむこともできます。
ただ、やはりバイクと同じく、雨が降ってしまうとそんな素晴らしい自転車の魅力も台無しになってしまいます。
「同じ風景を見ても、バイクやクルマで旅する人間より、チャリダー(自転車旅行者のコト)のほうが、そこにたどり着くまでの道のりが大変な分、感受性が鋭くなってより感動できるんや」
その昔、日本一周をしているというチャリダーに聞いた言葉です。
アナタのその足で、真偽のほどを確かめてみてはどうでしょう?
【5.徒歩】
やはり旅の原点は歩くことです。北海道の大自然を最も身近に感じることのできる移動手段でもあります。
一日の移動距離は30~40kmくらい。その間、食堂やコンビニ、キャンプ場があるとも限らないので、キャンプ道具や食料など、荷物も多くなってしまいます。
「旅」というより「挑戦」といった側面が強いように思いますが、歩ききった時の達成感は他の交通手段では味わえない価値あるものとなるでしょう。
【6.ヒッチハイク】
あの「猿岩石」のころは雨後の筍のごとく大量発生したヒッチハイカーですが、今ではそれほど見かけなくなりました。
大きな字で行き先を書いたダンボールやスケッチブックを掲げ、親指を立てた手をクルマに向かって突き出す。万国共通(らしい)のヒッチハイクのサインです。
いつクルマが停まってくれるのか?どんな人が乗せてくれるのか?まったく予想のつかない旅ができることがヒッチハイクの魅力ではないでしょうか。
北海道では、内地よりも停まってくれる確率は高いようです。
他の移動手段と違って、他人の善意があってこそのヒッチハイク。感謝の心を忘れないようにしましょう。
【7.竹馬】
実際にいたらしいです。チャレンジャーを自認するアナタは挑戦してみては?
★★★
と、道内を移動するのにも、いろいろな方法があり、それぞれに魅力があります。時間やお金と相談して、あなたのスタイルに一番あったものを選んでみてください。
広い広い北海道、クルマやバイクでスピードを出したくなる気持ちもわかりますが、事故には充分気をつけて下さいね。
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