知床の無料露天風呂

★日本最後の秘境と言われる、知床半島。手付かずの大自然、野生動物との遭遇、
雄大な景観と、数々の魅力で訪れる人々の心をとらえて離さないのですが、
忘れてはいけない魅力がひとつ。そう、温泉も多いんですよね。それも知床らしく、
ワイルドで野趣あふれる露天風呂がたくさんあるんですよ。

今日は、そんな知床の露天風呂のなかでも、無料で入ることができるところをご紹介。

ただ、全然写真撮ってないんですよね。興味のあるところがあったら温泉の名前で
検索してみてくださいね。写真も公開しているサイトがいっぱいありますから(他力本願)。

■カムイワッカ湯の滝
川を流れ落ちる滝つぼがそのまま温泉になっているというワイルドさ満点の温泉。
10年以上前までは「秘湯」と呼ばれていたのに、今では知床を代表する観光スポットに
なってしまいました。温泉なのに入らずに見ていくだけの人も多いそうです。

場所はウトロ側、知床五湖のさらに奥。林道を10kmほど走り、駐車場からさらに20分ほど、
川の中を登っていかなければなりません。

現在は工事のため一般車両通行禁止のようですが、夏の間だけ知床自然センターから
シャトルバスが運行されます。

■熊の湯
羅臼側、知床峠に上る途中にある、原生林に囲まれた露天風呂。
ここで紹介した露天風呂の中では唯一男女別で、脱衣所も整備されています。
女性の方も安心して入れますね。

向かいにキャンプ場があり、ライダーにも大人気。すぐ国道沿いにあり、アプローチが
容易なため、夏の間はかなり混雑します。

この露天風呂は、地元のボランティアの方々が毎朝清掃しています。
そのことに感謝しつつ入浴しましょう。

■セセキ温泉(瀬石温泉)
羅臼から半島の先端に20kmほど進んだところにあります。波打ち際に岩を組んだ
露天風呂があり、大海原を眺めながら入浴することができます。

「北の国から2002遺言」で、純が結の義父「トド」と初めて対面したのがここでしたね。
個人で所有している温泉なので、利用するときは一言断ってから。

■相泊温泉
セセキ温泉よりもさらに先、道道のほぼ行き止まりにあります。昆布干し場に、簡単な
小屋が建てられているだけの温泉です。入浴後に潮風に吹かれるのが心地いい。

■岩尾別温泉
「ホテル地の崖」のとなりにある無料露天風呂。湯壷が三段に分かれた「三段の湯」と
滝を見ながら入浴できる「滝見の湯」があります。
緑深い森の中での入浴がまた格別です。

■薫別温泉
知床半島、羅臼側の付根、薫別川の上流に位置する、極めつけの野天風呂。
国道からは10km近く離れているのだけど、案内看板はほとんどなく、
知らずに行こうとすると確実に林道の中で迷います。

川沿いの岩をくりぬいて湯船としています。そのままだとかなり熱いので、バケツで
川の水を汲んで埋めていました。

こんなところなのに、訪れる人も結構いてびっくり。


■と、このように、知床は野天風呂マニアには垂涎の地でもあるのです。
ただ、熊の湯を除いては、男女混浴だし、脱衣所もないので、女性が入浴するには
勇気がいるかもしれませんね。カムイワッカは見物客も多いので、水着着用が
当たり前になっているみたいですが。

■参考までに、僕の知床露天風呂おすすめランキングです。
1位 カムイワッカ湯の滝
2位 熊の湯
3位 セセキ温泉

★森の温泉、川の温泉、海の温泉とバラエティに富んだ露天風呂が楽しめる知床。
大自然の作り出す眺望を目で楽しむだけではなく、自然の恵みのひとつである温泉を
全身で味わっていくのはいかがでしょうか?

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   2006年04月23日 | 北海道の温泉

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