ピヤシリジャンプ大会：名寄

「スキーのジャンプ、生で見てみたいよね」
長野オリンピックで感動しまくって以来、ずっと思い続けてきたぼくたち夫婦。

せっかく北海道にいるんだから見に行こうよ、と思い、いろいろと調べ見ました。札幌では、ワールドカップとか大きな大会がいくつか開かれるみたいだけど、
雪道を札幌まで行くの面倒だし・・・
入場料もかかるし・・・
駐車場に車停めれなさそうだし・・・

そこで目をつけたのが、名寄市、ピヤシリシャンツェで行われる、「ピヤシリジャンプ大会」なのです。この大会はスキーシーズンのトップを切って開催されるのだとか。ちゃんと国内トップクラスの選手だって出場してくれます。しかも、嬉しいことに観戦は無料！

というわけで、先日の土曜日（12月11日）、名寄まで行ってまいりました。旭川から名寄までは約８０ｋｍ、１時間半ほどの道のりです。

道中かなり吹雪くこともあり、「こんなんで競技やるんかな？」と思いつつも、とりあえず会場のピヤシリシャンツェまで行ってみました。

シャンツェに着いてみると、すでに選手たちは帰り支度をしているではありませんか。

案の定、この悪天候の中で競技するのは危険ということで、大会は翌日に延期となったようです。ああ、せっかくここまで来たのに・・・・


と、落胆するぼくたちの目に入ってきたのが、カメラを持った人の群れ。そしてその中心にいたのは・・・

そう、この人！言わずと知れた長野オリンピックのゴールドメダリスト、原田雅彦選手です。

競技は中止になったにもかかわらず、大勢の報道陣に囲まれて、インタビューを受けていました。

TVで見るのと同じように、人の良さそうな印象を受けました。


会場内には「接待所」が設けられていて、豚汁、甘酒、コーヒー、紅茶がなんと無料で振舞われていました。

寒空の下でいただく豚汁のなんと美味いこと！！

競技は見れなかったけど、原田も見れたし、豚汁も激ウマだったし、吹雪の中ここまで来た甲斐はあったかなぁ、と思う一日でした。

来年こそは原田が飛ぶところを見てみたいものです。