■ 札幌、ホワイトイルミネーションとB級グルメ
札幌
実に180万の人口を抱える、東京より北では最大の都市。
180万人ってすごいよなぁ、僕の住んでる旭川なんて36万人くらいでしょ、5倍じゃないですか、5倍。
僕らにとって札幌の魅力と言えばやはり、おいしそうなお店がたくさんあるってこと。北海道のTVでは、おいしそうなお店を紹介するって番組がやたらと多いんですよ。しかし紹介されているお店のほとんどが札幌のもの。そりゃそうです、道民の3人に1人が札幌に住んでいるんですから。しかし我々他の地方に住んでいる道民は、そんな番組を「いいなぁ、うまそうやなぁ、行ってみたいなぁ」と指をくわえて見ることしかできないわけですよ。
そこでたまに札幌に出てきたときには、当然のごとくグルメツアーになってしまうわけなのです。
で、そんな北の大都会、我々にとってはグルメの街、札幌に行ってきました。しかも久しぶりの泊りがけで。
旭川から車で約3時間。今年の札幌は雪が少ないと聞いていましたが、そのとおり札幌が近づくにつれ、どんどん雪の量が少なくなっていきます。路面にもほとんど雪はなく、安心して運転することができました。
今回の目的その1、「らーめんてつや」 札幌のラーメンランキングで、「五丈原」「山桜桃」「すみれ」などと並び、常に上位に顔を見せる、有名店。 現在では市内に五店舗を構えているそうです。ここは「北32条店」ちゃんと駐車場もあります。 |
え~と、あらかじめ謝っておきます。ごめんなさい。 実はこれ書いている今、実際にこのラーメン食べてから2ヶ月も過ぎているんですよ。 それでですね、え~、正直に言いましょう。 どんなラーメンか忘れた。 うん、結構おいしかったことは覚えているんですよ、そうですねー、10点満点だと8点くらいはあげれる。人におすすめもできる。味噌が700円、塩と醤油が650円だったかな? |
まずは「サッポロファクトリー」へ向かいます。
クリスマス前の日曜日ということもあってか、ファクトリーの周りは大渋滞。車を駐車場に入れるのにもかなり時間がかかりました。
サッポロファクトリ-内のクリスマスツリー こんなところにどうやって運び込んだのでしょうか? |
札幌という街の渋滞と人ごみを体験しただけで、何をしに行ったんだかよくわからないサッポロファクトリーを後にして、次に我々が向かったのは・・・
目的その2、今大ブームとなっている、「讃岐うどん」です。 東区にあるセルフの店「さぬき小町うどん」に行ってきました。 |
かけ、釜揚げ、ぶっかけ、カレーなどの中から好みのものを選び、麺の量(大中小)と合わせて店員に注文します。 うどんの入った器を受け取り、後は自分で好みの具材をトッピング。 これは「かけ」うどんに「あげ」と「かきあげ」をトッピングしてみました→ そしてお味のほうは・・・ う~ん、おいしいことはおいしいのだけど、やはり以前、本場讃岐で食べたものとは何かが違う・・・ ま、以前食べたところがおいし過ぎたってことにしておきましょう。 |
「かけ」うどんの「小」で、何もトッピングしなければ、本当に100円で食べることができます。この低料金はやはり魅力です。近所に一軒欲しい店ですね、旭川にもできないかなー。
それから今夜の宿である、「APAホテル」に向かいます。
我らが郷里、金沢から展開しているホテルグループで、低料金で清潔な部屋(広くはないけど)と、しつこすぎないサービスが魅力です。都市部に宿泊するときにはお勧めのホテルですね。インターネットでの予約により、宿泊料金が最大30%OFFになります。
そして目的その3、札幌の冬の風物詩と言っていいでしょう。「さっぽろホワイトイルミネーション」です。
さまざまな形をしたオブジェが色とりどりの電飾をまとい、夜の街を幻想的に彩ります。
テレビ塔 何度も見ているんだけど、展望台に登ったことはありません。だって700円も取られるしなぁ。 その高さは147.2m。 ちなみに 東京タワー : 333m 福岡タワー : 234m 名古屋のテレビ塔 : 180m 京都タワー : 121m 通天閣 : 103m だそうです。 |
そして翌朝、ホテルをチェックアウトした我々がまず向かったのが、目的その4、「フルーツケーキファクトリー」です。
店内はやはり若い女性でいっぱい。 ショーケースには、様々なフルーツがふんだんに使われた色とりどりのケーキやタルトが並んでいます。 |
左から ベイクドチーズケーキ イチゴのタルト サツマイモのタルト どれも大変おいしゅうございました。 ここを楽しみにしていた彼女もご満悦。 余談ですが、男性よりも女性のほうが、甘いものを食べたとき感じる幸せが大きいそうです。なんでもホルモンの関係だとか。 |
札幌まで来たんだから、ついでに行っとかねば!ってことで、小樽にまで足を伸ばします。
札幌から小樽までは全線4車線。街中を抜ければ渋滞もなく快適なドライブ。
ここで、久しぶりの海を見ることができました。僕らの住む旭川は海とはかなり離れているんで、こうしてただ車窓越しに海を目にしただけでも結構嬉しいもの。
そして札幌中心街から約40分、小樽に到着です。
言わずと知れた、「小樽運河」 この日は平日ということもあってか、人影もまばら。 |
運河沿いにある「小樽運河食堂」内の、「ラーメン工房」に行ってみました。
昭和初期のレトロなムード満点の館内に、何軒かのラーメン屋が軒を連ねます。 うーん、この写真じゃイマイチ雰囲気がわからないなぁ。 残念ながらこのときはケーキで満腹だったので、ラーメンを食べるのは次回のお楽しみとすることにしました。 |
目的その5 マイカル小樽のクリスマスツリー でかいっ!昨日見たサッポロファクトリーのそれを遥かに上回る大きさです。 樹齢80年、高さ19mのエゾクロマツの木だそうです。それを飾る電球の数は、なんと約4万個。 いや、しかしクリスマスツリーもデカイが、マイカル小樽自体もデカイ。が、ここまで人口密度の低い商業施設もなかなかないぞ、昨日のサッポロファクトリーとはエライ違いだ、大丈夫なのか? |
そして小樽を後にし、再び札幌に戻ります。
やはり札幌に来たからには、ラーメンと共にコイツは外せません。
そう、目的その6はスープカレーです。
そこで行ってきたのが「マジックスパイス」というお店。よくある「スープカレーランキング」なんかで、常に上位にランクされている超有名店です。
大抵のカレー屋さんは、エスニックな内装でインドかどこかの音楽が流れていて、どこか怪しげな雰囲気を漂わせているものなのですが、この店はその最たるものと言っていいでしょう。その怪しい雰囲気にどっぷりとつかることができます。
辛さのランクが覚醒、瞑想、悶絶、涅槃、虚空という言葉で分けられていますが、カレーの辛いのが結構苦手な自分は下から2番目の「瞑想」をチョイス。彼女は一番辛くない「覚醒」を選びました。 しかしこれが全然辛くない。ホントにカレーか、これ?ってくらい。特に彼女の頼んだ「覚醒」はカレーというよりただのスープといった感じ。 「カレー」としてではなく「スープ」として考えれば、なかなかおいしかったです。 う~ん、でももうちょっと辛いやつを頼めばよかった。ただ、辛さのランクを上げると追加料金がかかります。 |
我々にとっては久しぶりの泊りがけでの旅行。ん?旅行、なのかなぁ?
旭川から車で3時間くらいと、距離も近いし、それほど観光したってわけでもないので、あまり「旅行」って感じはしませんでしたね。
でも、ラーメンもうどんもカレーもケーキもおいしかったし、ホワイトイルミネーションやクリスマスツリーもキレイだったし、満足の行く2日間でした。
おしまい。
あー、このレポートも外部リンクに頼りすぎかなぁ?でもナビゲーションの役目としてはいいよね、ってコトにしておいてください。
(2002/12/15)
2001年01月10日
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